焼き物1 相馬焼
日曜にDASH村を見ていたら、相馬焼のことをやってました。
地震で大きな被害があった上に福島の原発から近いため、今は立ち入る事が出来ないとか。
相馬焼の特徴を調べてみたら、そういえばうちにも1個だけ相馬焼の湯のみがあった事を思い出しました。
ただ残念な事に、既に割れてしまって無くなっていましたが^^;
相馬焼(大堀相馬焼)は福島県浪江町の大堀地区で作られています。
江戸時代の元禄年間の相馬藩士、半谷休閑(はんがいきゅうかん)の下僕、左馬という人物が創始者と言われています。
半谷休閑も陶工であり、この人が創始者だという説もあるようです。
特徴は「青ひび」「走り駒」「二重焼」
青ひびは、釉薬と陶器の素材の収縮率の違いからできるそう。
このひびが入る音を「貫入音」というのですが、すごく綺麗な音です。
こちらで聴く事ができます。(説明する人の声も入っています)
走り駒は「相馬野馬追」で知られるように古くから馬との関わりが深く、相馬藩主の家紋も馬が意匠となっています。
馬の意匠は縁起物とされるそうです。
二重焼は、相馬焼の最大の特徴かもしれません。
作成時に外側と内側を分けて作り、二重構造にしたものです。
湯のみの場合、中のお茶が冷めにくくなりますが、外側まで熱が伝わらず手で持つ事ができます。
近くでやる陶器市には出店されて無かった気がしますが、二重焼の湯のみがちょっと欲しいですw
何より早く原発が落ち着いてくれるといいのですが・・・。